糖尿病は主に1型糖尿病と2型糖尿病があります。
特に、生活習慣病の1つとされている2型糖尿病については十分な予防・対策が必要です。
本記事では糖尿病の種類や症状、2型糖尿病の予防方法についてご紹介します。
糖尿病とは?

糖尿病とは、「インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因で、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下し、高血糖が慢性的に続く病気」をいいます。
判断には「血糖値」と赤血球のヘモグロビンがどれくらいのブドウ糖とくっついているかを示す「HbA1c」という基準が使われています。
空腹時血糖値が126mg/dl以上
またはHbA1cが6.5%以上
食事によって吸収されたブドウ糖が血液の中に入ると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンの働きによって、血液中のブドウ糖は速やかに細胞内に吸収されて、エネルギー源として筋肉を動かしたり、脳を働かせたりするのに利用されます。
しかし、糖尿病になると、すい臓で作るインスリンが足りなくなったり、効かなくなるなどして、血液中のブドウ糖が細胞に入ることができなくなります。その結果、血液中にブドウ糖があふれ、血糖値が下がらず高い状態が続きます。
糖尿病の種類と3大合併症

種類は大きく1型と2型に分けることができます。また、糖尿病で一番気を付けるべきは自覚症状なく進行する合併症と言われています。それぞれ簡単に紹介します。
1型糖尿病
1型はインスリン依存型とも呼ばれ、自己免疫疾患などが原因でインスリン分泌細胞が破壊されるもので、インスリンの自己注射が必要です。
2型糖尿病
2型はインスリン非依存型と呼ばれ、遺伝的要因に過食や運動不足などの生活習慣が重なって発症します。日本人の多くは2型であり、疑いがある人(可能性を否定できない人を含む)は成人の6人に1人、約1,870万人と言われています。
その他の糖尿病
その他の特定の疾患や機序(メカニズム)によるものや妊娠糖尿病があります。
3大合併症について
糖尿病で気をつけたいのは、3大合併症(網膜症、腎症、神経障害)です。
自覚症状のないままに重篤な合併症が進行することが特長です。
微小な血管の障害である網膜症・腎症・神経障害のほか、より大きな血管の動脈硬化が進行すると、心臓病や脳卒中のリスクも高まります。
2型糖尿病の原因とは?

生活習慣病の1つである2型糖尿病は、食生活の乱れ、運動不足、肥満などの複数の要因によって発症します。
糖尿病予防方法は、日々の生活習慣を見直し、「血糖値の上昇を抑えること」や「血糖値が高くなりにくい体質にすること」が重要になります。
予防方法3選
① 食事を見直す

バランスよく適量を食べることを意識しましょう。
食事の量を調整することは、比較的簡単に取り組めるためオススメです。
極端な食事制限は栄養バランスや精神面にも悪影響を与えるため、以下に記した内容を意識しましょう。
- 栄養バランスを考え、適量を食べることを意識する
- 甘い飲み物や食べ物、間食を控える
- お酒の飲み過ぎに注意する
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② 適度な運動をする

適度な運動をとりいれましょう。
健康的にエネルギーを消費して、脂肪を減らすことができます。
特に有酸素運動は効率よく脂肪を燃焼させることができるため、ウォーキングや軽いジョギング、水中運動、自転車など、自分にあった運動を取り入れると良いでしょう。
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③ 喫煙を控える

たばこを吸うと、交感神経を刺激して血糖を上昇させ、体内のインスリンの働きを妨げるという2つの作用があります。
たばこを吸う人は、2型糖尿病に1.4倍もかかりやすく、喫煙本数が多いほど糖尿病になりやすいことが分かっています。
まずは、1日の本数を意識して減らすことから始めましょう。
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生活習慣を見直して糖尿病予防を
2型糖尿病は生活習慣を見直すことで予防することができます。
また、健康診断や血液検査を受け、ご自身の血糖値の状態を振り返ってみることも大切です。
まずは、原因や症状を理解することから始め、日々の生活を健康に過ごしていきましょう。
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参考
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-002.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-048.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-03-004.html